冬から春にかけて旬を迎えるいちご。
うちの長女も大好きなのですが、いちごはなんと残留農薬がNO.1の野菜・果物だと言われているではありませんか。(EWCサイトを参照)
いちごは病気や虫に弱い作物で、農薬なしでの栽培がかなり難しいと言われています。
他の野菜や果物と比べても、農薬の散布回数も比較的多くなっているのが現状のようです。
またいちごには粒々があることも残留農薬が残りやすい要因の1つとも言われています。
そう言われると水洗いするだけで食べて大丈夫かなとちょっと心配にもなりますよね。
そこで残留農薬を軽減できると言われているいちごの洗い方について調べてみました。
また食べようと思って洗ったものの、食べきれなかったいちごの保存方法もお伝えしますね。
・いちごの残留農薬が気になっている
・洗ったいちごを長持ちさせる保存方法が知りたい
そんな方はぜひ参考にしてください。
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残留農薬を軽減できる?!いちごの洗い方
【用意する物】
・ボウル
・水・・・500ccほど
・食用の重曹・・・小さじ1程度
①ボウルに水と重曹を入れて混ぜます。
②その中にいちごを入れて優しくかき混ぜます。
ヘタは取らずにそのまま入れるようにしましょう。
③30秒~1分ほどしたところで、キッチンペーパーで水分を拭き取れば美味しく食べられます。
重曹を使う方法のほかに、水の5~10%のお酢を入れた酢水で洗うという方法もありました。
もっと長い時間漬けておかないといけないという見解もありますが、いちごは水を吸いやすい果物で長い時間漬けてしまうと美味しくなくなってしまうので、やめておいた方が良いでしょう。
なぜ重曹やお酢で残留農薬を軽減できると言われるのかといえば、明確な答えはありませんが、アルカリ性の重曹と酸性の農薬が反応するから(お酢なら酸性のお酢とアルカリ性の農薬が反応するから)という考え方が濃厚なようです。
洗濯をするときにすすぎの段階でクエン酸を入れると、アルカリ性の合成洗剤のすすぎ残しをなくせると言われている原理と同じなのかなと思います。
ただ実際に残留農薬が軽減されたという数値化された結果は見つけることができませんでした。
でも、重曹やお酢がいちごについたゴミを落としやすくしたり殺菌したりする効果があるのは確かなようですし、「農薬の多くは水溶性なので30秒水洗いすることである程度は除去できる」というアメリカの研究チームの発表もあります。
だから重曹かお酢を入れた水で洗うことで、そのまま食べるよりは安心できるかと思います。
どうしても残留農薬が気になるなら、無農薬栽培のいちごを探して購入した方がいいですね。
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洗ったいちごを長持ちさせる保存方法
いちごを洗うのは食べる直前がよいとされていますが、洗ったものの食べきれず保存したいと思うこともあります。
そんなとき、できるだけいちごを長持ちさせる保存方法をご紹介しておきましょう。
ポイントはヘタを下にして保存するということ。
いちごはヘタに近いほど糖度が低く、先にいくほど糖度が高くなり傷みやすくもなります。
容器に触れる部分をヘタにすることで、傷みにくくなるのですね。
あとはできるだけいちご同士も当たらないように、容器に少しの間隔をあけていちごを並べること。
もちろん水分が残っていると傷みも早くなるので、洗ったあとにしっかり水分を拭き取っておくことも重要です。
容器はいちごを置いて蓋やラップをしてもいちごに触れないくらいの深さがあるものを選びましょう。
まとめ
【いちごの洗い方】
・重曹かお酢を入れた水で30秒から1分優しく洗うのがおすすめ
【洗ってしまったいちごの保存方法】
・キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る
・ヘタを下にして、容器に少しの間隔をあけていちごを並べる
・容器はいちごを置いて蓋やラップをしてもいちごに触れないくらいの深さのものにする
残留農薬を完全確実に除去できる方法はありませんが、参考にして旬のいちごの美味しさを味わってくださいね。
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