フルーツポンチやぜんざいなど、スイーツとして年中美味しくいただける白玉ですが、「固くなって美味しくない」と感じた経験のある人も少なくないはず。
柔らかい白玉を手作りするには「豆腐」を使うレシピが広く知られていますが、「豆腐がないけどわざわざ買いに行きたくない!」というときもありますよね。
私は面倒くさがり屋なので、そういうときはたいがい買いに行きません(笑)。
そこでこの記事では、豆腐以外の材料で固くならない白玉を作れるレシピをご紹介します。
またすぐに食べないときの白玉の保存方法や、固くなってしまった白玉を柔らかく戻す方法についてもお伝えしますね。
・豆腐以外の材料を使って柔らかい白玉を作りたい
・白玉の保存方法を知りたい
・白玉が固くなってしまって困っている
そんな方はぜひ参考にしてください。
豆乳を使うレシピ
豆乳ラテや豆乳スープなど、牛乳のかわりに豆乳を常備して使っている方なら、このレシピで固くならない白玉が作れます。
【材料】
・白玉粉・・・100g
・豆乳・・・・・100mlくらい
①ボウルに白玉粉と豆乳を入れて生地を練ります。
※耳たぶくらいの固さが目安
②生地を直径2㎝くらいずつに丸め、真ん中をへこましておきます。
③沸騰したお湯に②を入れます。
④沈んでいた白玉が浮いてきたら、1分ほどさらに茹でてから氷水に放ちます。
⑤冷えたら水気を切って完成です。
水のかわりに豆乳を加えて生地を練るだけで、あとは普通の白玉の作り方と同じ要領です。
豆乳の量は様子を見ながら、多少調整してくださいね。
豆乳を使うことで固くならないのは、豆腐を使った場合と同じ理由。
茹でることで水分を取り込み柔らかくなった白玉のデンプンから時間とともに水分が押し出されてしまうのを、豆乳に含まれるレシチンや糖類が抑えてくれるからのようです。
砂糖を使うレシピ
「いやいや、豆乳も家にないよ」という方や大豆アレルギーのある人には、砂糖を使うレシピをご紹介しましょう。
【材料】
・白玉粉・・・・・・100g
・砂糖・・・・・・・・・25g
・ぬるま湯・・・・80mlくらい
ボウルに白玉粉と砂糖を入れて混ぜておき、ぬるま湯を加えて生地を練ります。
あとはさきほどと同じ手順で作れば完成です。
水ではなくぬるま湯を使うことで、白玉粉と砂糖がうまく混ざり合います。
豆乳や豆腐を使うことで固くならない理由の1つに糖類が作用していると説明したとおり、砂糖を使うと保水力がアップし固くならないのですね。
だから市販の白玉には糖類が入っているものが多いようです。
原材料をチェックしてみると納得いくと思いますよ。
すぐ食べないときの保存方法
作った白玉の保存方法についてもお伝えしておきましょう。
3時間以内なら、水を張ったボウルに入れて冷蔵保存するといいです。
白玉同士がくっつかないし、食感もいい状態に保てます。
長時間保存するなら、ラップに包んで冷蔵保存しましょう。
できるだけ乾燥を防ぐためにぴっちり包んで、ジップロックなどに入れるといいですね。
3日くらいは日持ちします。
それ以上保存したい場合は、冷凍保存がおすすめ。
水気を拭いた白玉をラップを敷いたバットに間隔をあけて置き、さらにラップを上からも密着させて冷凍庫へ。
バットがない場合は、お皿などにアルミホイルを敷いた上に白玉をのせてラップをかぶせ、お皿から冷凍庫にアルミホイルをスライドさせるといいでしょう。
わが家もバットは処分して持っていないので、もっぱらこの方法です。
アルミ素材の上にのせた方が急速に冷凍できて美味しさが損なわれにくくなります。
完全に凍ったものをジップロックなどに移して冷凍保存すれば、バラ凍結で食べたいときに食べたい分だけ使えて便利です。
冷凍保存なら1ヶ月くらい持ちますよ。
固くなった白玉を柔らかく戻す方法
保存していて固くなった白玉を柔らかく戻す方法は2つあります。
1つ目は電子レンジを使って温める方法。
数十秒で柔らかくなります。
2つ目は熱湯にくぐらす方法です。
ひと手間かかりますが、つるんとした食感も戻って美味しくいただけます。
ちなみに冷凍保存していた白玉は同じ方法で解凍することができますが、常温での自然解凍でも美味しくいただけますよ。
まとめ
【豆腐以外の材料で固くならに白玉を作るレシピ】
・ヘルシーに作りたいなら豆乳を使う
・豆乳もない場合や大豆アレルギーの方は砂糖を使う
【白玉の保存方法】
・3時間までなら水につけて冷蔵保存
・3日までならラップに包んで冷蔵保存
・1ヶ月までならバラ凍結して冷凍保存
【白玉を柔らかく戻す方法】
・レンジで温める
・熱湯にくぐらす
これからの季節、ぜひつるん、モチッと食感の白玉を美味しくいただいてください。
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