こどもの成長とともに何度か買い替える自転車。
乗らなくなった自転車がまだ綺麗なら、リサイクルショップに売りに行こうと考える方もおられると思います。
私も長女が中学校へ上がるタイミングで自転車を買い替えたので、それまで使っていた自転車をリサイクルショップに4000円で買い取ってもらいました！
でも、自転車をリサイクルショップに持って行く前に、するべきことがあるのをご存知でしょうか。
自転車をピカピカに拭き上げること？
いえいえ、少しでも高値で買い取ってもらうためにはそれも大事かもしれませんが、これをしておかないとそもそも買い取ってもらえなかったり、後々困ったことになる可能性もあるようなことです。
これから自転車をリサイクルショップに売りに行こうと考えている方は、行く前にぜひ読んでいってください。
防犯登録を抹消しよう
自転車をリサイクルショップに売りに行く前にするべきこと、それは「防犯登録の抹消」です。
自転車の防犯登録は法律で義務づけられているため、自転車を購入した際には防犯登録をしているはず。
そして自転車の防犯登録は名義変更ができません。
登録を抹消しないと、違う人の名義で新たに登録することもできないのです。
ですから、きちんとしたリサイクルショップなら、防犯登録の抹消をしていない自転車は買取してくれません。
また防犯登録の抹消は、リサイクルショップに買取をしてもらうときだけでなく、人に譲るときや不用品回収に出すときなども、しておいた方がいいと思います。
私の長男は友達から譲ってもらった自転車を使っていたのですが、通学中に事故に遭い、救急車で病院に運ばれたことがありました。
その際、警察が長男の乗っていた自転車の防犯登録を照会したところ、友達の名義で登録されていたため、盗難車ではないかと確認されてしまった経験があります。
また、不用品回収で手放した自分名義の自転車が、犯罪に使われたりする可能性も考えられます。
このように万一のときに、あらぬ疑いを掛けられることもあるのです。
防犯登録抹消はどこでする？必要なものや費用は？
防犯登録の抹消は、自転車防犯登録所でできます。
具体的にいえば自転車屋さんということになりますが、警察署でもしてもらえるようです。
自転車を買い替えるのであれば、新しい自転車を買うついでにその自転車屋さんで手続してもらうといいかと思います。
抹消の手続きには
・登録抹消したい自転車本体
・防犯登録書
・身分証明書
の3点が必要になります。
費用は都道府県によって異なりますが、私が住んでいる滋賀県では無料でした。
数百円かかる場合もあるようです。
防犯登録抹消の手続きをしてもらったら、コピーなど控えをもらっておくようにしましょう。
リサイクルショップにそれを見せることで、抹消の手続きをしたことを確実に証明できるからです。
防犯登録には期限がある
リサイクルショップに売りに行く前に防犯登録の抹消をするべきだとお伝えしましたが、実は防犯登録には有効期限があります。
これも都道府県によって異なります。
私の住んでいる滋賀県では10年でした。
無期限という県も一部あるようです。
もし、買取してもらう自転車の防犯登録が期限切れになっている場合は、抹消の手続きは必要ありません。
その場合は、リサイクルショップに期限の切れた防犯登録書を持って行くだけでよいでしょう。
まとめ
自転車をリサイクルショップに売るためには、事前に防犯登録の抹消をしておくべきです。
防犯登録の抹消は自転車屋さんや警察署ででき、①自転車本体②防犯登録書③身分証明書の3点が必要になります。
ただし防犯登録の期限が切れた自転車は、抹消手続きの必要はありません。
防犯登録の有効期限や抹消手続きにかかる費用は、都道府県によって違うので確認するようにしましょう。
不要になった自転車がスムーズに、リサイクルショップを通じて必要な人に使ってもらえるようになるといいですね。
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