使い終わったマヨネーズ容器。
ごみとして捨てる前に容器を洗うことも、名もなき家事の1つですね。
できるだけ簡単にヌルヌルを残さず容器を綺麗にするには意外なポイントがありました。
この記事ではそのやり方をご紹介します。
またその方法でやるとなぜヌルヌルが残らないのかについても解説しますよ。
・マヨネーズ容器をできるだけ簡単に洗いたい
・洗ったマヨネーズ容器のヌルヌルが気になっている
そんな方はぜひ読んでいってくださいね。
ポイントは水だった!
マヨネーズ容器にヌルヌルを残さない洗い方のポイントは「お湯」ではなく「水」で洗うこと。
洗剤も必要ありません。
やり方としては、使い終わったマヨネーズの容器の真ん中をキッチンバサミで横にカットします。
こうすると残っていたマヨネーズもヘラなどですくい出して使うことができるので一石二鳥です。
あとは半分にカットした容器を水で流すだけで、ヌルヌルを残さず綺麗にできます。
お湯で洗った方がヌルヌルしないかと思いがちですが違ったのですね~
水で洗うとヌルヌルが残らない理由
でもどうしてお湯より水の方が綺麗に落ちるのか疑問ですよね。
その理由はマヨネーズの性質にあります。
一般的なマヨネーズの主原料は卵黄、植物油、酢です。
油と酢(水分)は本来混ざりませんが、卵黄が入ることによって乳化されマヨネーズになります。
乳化には油中水滴型と水中油滴型の2種類があります。
油中水滴型は、油の中に乳化剤に取り囲まれた水が粒状になって入っている状態で、バターやチーズはこれに当たります。
水中油滴型は、逆に水の中に乳化剤に取り囲まれた油が粒状になって入っている状態。
マヨネーズやドレッシング、生クリームは水中油滴型になります。
つまりマヨネーズは乳化剤となる卵黄に包まれた油の粒が酢(水分)の中に入っている状態なのです。
外側の層が水分ですから水で流すと落ちます。
これにお湯をかけると油分が溶け出してしまい、むしろ油のヌルヌルがついてしまうのです。
また洗剤を使うのも乳化状態を壊してしまうことになり、ヌルヌルする原因となります。
もし容器を再利用したい場合は、まず水で完全にマヨネーズを流してから、洗剤で洗うようにした方がいいですね。
まとめ
・マヨネーズ容器は洗剤を使わず水で洗うと綺麗になる
・お湯で洗うと乳化していた油分が溶け出してヌルヌルしてしまう
マヨネーズの容器をいきなり洗剤やお湯で洗っていた方は、ぜひ水で洗うことを試してみてください。
ドレッシングや生クリームもマヨネーズと同じ性質を持っているので、水で洗い流す方法で楽していきましょう。
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