毎日のように使う洗濯機。
それなりにお手入れしているつもりでも気になることはありませんか?
わが家ではドラム式洗濯乾燥機を使っているのですが、最近になって乾燥にすごく時間がかかるようになってしまいました。
以前なら2時間前後だったのが2時間経っても乾かず、洗濯乾燥機が途中で時間を見直して延長し、4時間ほどかかっているのです。
「これはそろそろ分解掃除をしてもらわないといけないのでは?」と思い、業者さんに依頼することにしました。
29,800円で分解掃除してもらった結果、内部はピカピカになり、乾燥も正常な時間でできるように!
そこで今回は、洗濯機の分解掃除をしてもらう前に抱いた疑問から、分解してもらったときの様子、掃除後に業者さんから聞いた洗濯機のお手入れについての意外な真実についてご紹介しようと思います。
また、私がどのようにして業者さんを選んだかについてもお伝えします。
洗濯乾燥機の乾燥機能が低下してきたと感じておられる方や、洗濯機内部の汚れが気になっている方には参考になると思うので、ぜひ読んでいってください。
パナソニック製はドラムが外せない?!
わが家の洗濯機はパナソニックのドラム式洗濯乾燥機NA-VX900ALで2020年製です。
分解掃除を依頼しようと調べていると、「パナソニック製はドラムが外せない」という情報を目にしたのです。
「どの業者さんでも外せないのか?」「ドラムを外せなかった場合でも綺麗になるのか?」という疑問が湧いたので、依頼する前に目星をつけた業者さんに問い合わせをしてみました。
返信によると、確かにパナソニック製はドラムが外せないとのこと。
そして、毎回乾燥機能を使っているのであればドラムにカビはほぼなく、乾燥機能を使っていないのであれば、カビを高圧洗浄機でできる限り落とすようにするが完全に取り除くことはできない、ということでした。
私はドラムが外せるメーカーと外せないメーカーがあるとは今回調べるまで知らずに洗濯機を選んで購入していたので、今後ドラム式洗濯機の購入をお考えの方は、検討材料の1つにしてもらえたらと思います。
分解したときの様子
問い合わせのあと、その業者さんに依頼して2日後に作業に来ていただきました。
この洗濯機の使用状況は
- 使用期間は3年3ヶ月
- 毎日2~3回洗濯後、乾燥機能を使用
- 柔軟剤は使わず、現在は合成洗剤と酸素系漂白剤を使用
- 1年半前から猫2匹(1匹は長毛種)を飼っている家で使用
となっています。
私が洗濯を楽にするためにやめたことについてはこちらの記事に書いているので、良かった読んでみてくださいね。
【ラク家事】洗濯の面倒をなくす!ズボラ主婦がやめた5つのこと
さて、分解してもらったときの様子がこちら。
わが家は毎回乾燥機能を使っているので、たしかにカビは発生していませんでした。
石鹸カスが多少付着して、ドラムの外側が白っぽくなってはいます。
これは、購入当初は洗濯洗剤を「さらさ」にしていたことが原因のようです。
「さらさ」の成分には純せっけん分が含まれており、石鹸カスが発生しやすいとのこと。
この洗濯機を購入してしばらくしてその事実を知ってから、わが家では洗剤を「アタックZERO」に変えています。
またわが家では柔軟剤は使っていませんが、柔軟剤もドラムに汚れがついてカビの原因になりやすいそうです。
そしてヒートポンプ部分の様子がこれ。
茶色いのが猫の毛ですが、結構ついていました。
これが乾燥機能低下の原因の1つです。
汚れもついていて目詰まりしている感じですね。
そして洗濯機の前部分の裏側や乾燥フィルターに続く経路部分にも、衣類の埃がまあまあ溜まっていました。
浴室でこれらの埃を取り除き、ドラムに付着した石鹸カスも高圧洗浄してもらったら、すべてがピカピカになりました!
洗濯乾燥機のお手入れの意外な真実
分解掃除が済んでから、最後にお手入れについてのお話がありました。
私は毎日洗濯機を使ったら乾燥までして終わらせているのですが、数ヶ月に1回は洗濯槽クリーナーを使って槽洗浄をしてきました。
ところが、毎回乾燥させているのであれば、洗濯槽クリーナーは必要ないのだそう。
ときどき十何時間もかけて、槽洗浄していた私って…。
というわけで、柔軟剤を使わず石鹸成分を含まない洗剤を使い、毎回乾燥機能を使っているわが家のようなお家では洗濯槽にカビは発生しないので、クリーナーによる槽洗浄は不要です。
そのかわり乾燥機能を使用することによる埃などの詰まりが発生しやすくなるので、数年に1度はこのような分解掃除をした方が良さそうですね。
逆に乾燥機能を使わずに、柔軟剤や石鹸成分を含む洗剤をご使用されているお家では、こまめにクリーナーで洗浄することをおすすめします。
業者さんの選定方法
ここまで読んでくださって「うちも分解掃除を依頼しようかな?」と思われた方のために、私が業者さんをどのようにして選定したかについてもお伝えしておきます。
私は「くらしのマーケット」というサイトで検索して選びました。
アプリがあるのでダウンロードして、カテゴリー一覧か虫眼鏡マークから「洗濯機(洗濯槽)クリーニング」を検索します。
縦型かドラム式かや、エリアを選択できるので、選択したら依頼できる業者さんがピックアップされて表示されます。
私は他の作業でも2度ほど「くらしのマーケット」を利用したことがあるのですが、業者さんを選ぶときは値段だけで決めず、口コミを見るようにしています。
口コミも自分が依頼する作業での口コミに絞って、数がそこそこあるか、低評価がついてないかを必ずチェックします。
全体的な口コミの数がたくさんあっても、作業内容によっては得意な分野やそうでない分野があったりもするからです。
まとめ
- パナソニック製の洗濯乾燥機はドラムが外せない
- 石鹸成分が含まれた洗剤や柔軟剤を使っていると、洗濯槽に汚れが付きやすい
- 毎回乾燥機能を使っているならカビは発生せず、クリーナーによる槽洗浄は必要ない
- 乾燥機能を使っているなら、埃や動物の毛が溜まりやすいので定期的な分解掃除をした方がよい
- 業者探しは「くらしのマーケット」で口コミを見て選ぶのがおすすめ
ということをお伝えしました。
ご自宅の洗濯乾燥機のお手入れの参考にしていただければ嬉しいです。
コメント