「心にゆとりのある暮らし」管理人の杏奈です！
私は3人のこどもがいる主婦ですが、かつては仕事や子育て、家事に手一杯で、本当に疲れ切った日々を過ごしていました。
早起きしてだんなさんのお弁当を作ったり、幼稚園児2人を抱えながら小学校のPTA活動のため連日学校に通う時期があったり、土日は小学生の長男の野球の試合のため一日中グラウンドに居たり。
他にも長女の習い事や、長男の持病の定期検診、ママ友とのお付き合いや、趣味のパン作りなど、いくらでもやることはありました。
当時の写真を見るとほとんど笑顔はなく、心身共に疲れていたなぁと思います。
常に時間に追われている感覚があり、緊張状態で過ごしていることが多く、イライラしやすかったり、こどもの話をじっくり聞く余裕もありませんでした。
自分や家族の人生を豊かにするためにしているつもりのことが、逆に苦しく不幸せな状況にしてしまっていたのですね。
私は仕事をしていたときも在宅で数時間を週数日働いていただけでしたが、フルタイム勤務の方ならなおさら忙しいことでしょう。
主婦にとっては、そんな忙しい毎日が当たり前になっているかもしれません。
でももしあなたが今、そんな毎日に疲れてしまっているなら、ちょっと立ち止まってみてください。
今あなたがしていることは、本当にあなたや家族の人生を豊かに幸せなものにしているでしょうか？
かつては疲れ切っていた主婦だった私が、やることを減らし心にゆとりを持てるようになるために、捨てた思考を5つご紹介します。
この思考を捨てない限り、いくら時短テクや手帳術を使って時間を生み出したとしても、やることは増える一方で、あなたの疲れがなくなることはないでしょう。
疲弊する日々から解放されて、心にゆとりを持った生き方をしたい方は、ぜひ読んでいってくださいね。
たくさんのことをした方がいい
若い頃は特にですが、「いろんな経験をしろ」と言われませんでしたか？
就職したら会社ではいかに効率よくたくさんの業務をこなすかが求められ、評価されてきませんでしたか？
結婚しこどもが生まれてからは、家事育児、仕事に手一杯でも、それらをなんとか時短して自分の趣味の時間を生み出そうと必死になっていませんか？
もちろんどれも間違いではないし、私も通ってきた道です。
でも疲れ切ってしまったなら、「たくさんのことをした方がいい」という考えを一旦捨てた方がいいでしょう。
「たくさんのことをする」ことと「幸福度が上がる」ことは、必ずしも一致しないからです。
たくさんのことをせわしなくこなすよりも、ゆったり休息を取り万全の状態で臨んだり、一つのことにじっくり取り組んだ方が、満足度が高いことだって多々あります。
それなのに、何もしないでいることは無駄なことだと、私たちは感じがちですよね。
疲れてしまっている一番の要因は、たくさんのことをやろうとし過ぎていることがほとんどです。
まずは「たくさんのことをした方がいい」という、これまでの人生で刷り込まれてきた思考を捨てて、やることを減らしていきましょう。
損したくない
人というものは「損したくない」という思考が、無意識のうちに働いているものです。
得になることをしなかっただけで、損していると感じてしまったりもします。
脅迫概念から損しないためにやることをあれもこれも増やしがちです。
手間と時間を掛けてポイントをゲットしたり、食材によって安いお店が違うからと何軒もスーパーをはしごして買い物をしたり、空いた時間が少しでもできれば何かせずにはいられなかったり…
余裕がある人ならそうするのもいいと思います。
でも疲れたという自覚があるなら、「損してもいい」と自分に言い聞かせて、やることを減らしていきましょう。
諦めてはいけない
かつての私を含め、諦めるのは悪いことだと思っている人は多いと思います。
「諦めたら負け」そんな言葉を人から掛けられた経験も、一度や二度ではないのではないでしょうか。
でも、すべてのことに諦めてはいけないと、ずっとアクセルを踏んだままの人生では、疲れてしまうのは当然です。
人なら誰しも苦手なことがあるし、人生は有限ですから、何をやるか取捨選択が必要です。
時には諦めてやらないこと、やめることも大事なのです。
完璧にしなければならない
能力のある人、プライドの高い人ほど、自分に完璧を求めがちです。
仕事は対価としてお金をいただくものですから、完璧を目指す必要があるかもしれませんが、家事においては完璧を目指したらきりがありません。
家の床に髪の毛1本常に落ちていない状態にするなんて無理なんですから、そもそも完璧を目指す必要はないのではないでしょうか。
食べた食器が洗えないときがあっても、ご飯が作れないときがあってもOK！
そして完璧な人なんて一人もいない。
諦めて自分に完璧を求めないことです。
世の中の情報は正しい
世の中にはあらゆる情報が溢れています。
いろんな研究が進み、いろんな商品が開発され、やった方がいいと言われていることは数えきれないほどあります。
そういった情報を鵜吞みにして、自分にとって必要なことか、本当に効果やメリットを実感できているのかを考えることもなく、やった方がいいことをやるべきことにしてしまっていませんか？
たとえば私なら、化粧品メーカーが使った方がいいと言っているから、メイク落としに洗顔料、化粧水、乳液、保湿クリームに美容液と、一通り使っていたこともありました。
でも実際にはたいして効果も感じていなかったし、使わなくなっても肌の状態が悪化することもなかったんです。
「他の人もやっているから」というような理由で、やるべきことにしてしまっていることも結構あると思います。
「世の中の情報や常識は正しい」という思考を捨てて、自分にとって必要なことかどうか、何でも考え直してみると、案外やらなくていいこともあることに気づけます。
まとめ
仕事、子育て、家事に疲れた主婦が捨てるべき思考は
①たくさんのことをした方がいい
②損したくない
③諦めてはいけない
④完璧にしなければならない
⑤世の中の情報は正しい
の5つでした。
私はこの5つを捨てることで、やることを減らし、疲れ切った生活から時間と心にゆとりのある暮らしにシフトすることができました。
逆に言えば、この5つを握りしめている限りは、いつまでもやることを減らせず、疲れた毎日を送ることになってしまいます。
少しずつでも手放していって、疲れからあなたを解放してあげてください。
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