使い切りの目薬を買ったはいいけれど、「1回分を1回で使い切れず余るからもったいないな~」なんて思ったことはありませんか?
私はあります!
それなら使い切りではなく普通の目薬の方がいいのでは…と思ったりもしますが、実際のところはどうでしょう。
使い切り目薬と普通の目薬の使用期限や価格を調べ、コスパを比較してみました。
使い切り目薬と普通の目薬の使用期限を比較
わが家にある使い切り目薬。使用期限は2025年3月となっています。
購入したのが2023年の年明けくらいでしたから、約2年ほどはあるようです。
薬局に売られている同じ種類の普通の目薬の使用期限を見てみたところ、2026年7月となっていました。
今から約2年先ですね。
使い切り目薬も普通の目薬も、表示されている使用期限にさほど違いはなさそうです。
でもこれは未開封の場合の使用期限。
開封後の使用期限について調べてみると、使い切り目薬なら開封後残りはすぐ捨てるよう注意書きがあります。
使い切り目薬には防腐剤が添加されていないので、開封後は雑菌が繁殖しやすいため保存してはいけないのですね。
文字通りやっぱり「使い切り」しないといけません。
一方普通の目薬では、開封後3ヶ月を目安とするよう言われています。
使い切り目薬と普通の目薬のコスパを比較
先ほど調べた使用期限を頭に入れた上で、使い切り目薬と普通の目薬のコスパを比較してみましょう。
使い切り目薬といっても、ドライアイやアレルギー、目の疲れなどを緩和するタイプのものと、ものもらいや結膜炎など炎症を治療する抗菌タイプのものとあります。
使用する期間は前者は長期間、後者は短期間となることが多いと思うので、それぞれ別に見ていきます。
ドライアイやアレルギー、目の疲れなどを緩和するタイプ
ドライアイやアレルギー、目の疲れなどを緩和するタイプの使い切り目薬と全く同じ商品で普通のタイプを探してみたのですが、見つけることができませんでした。
同じ商品で比較することができないので何とも言えませんが、ドライアイやアレルギー、目の疲れなどの症状は数日で完全になくなるということはなく、長ければ数ヶ月に渡って使用する場合が多いかと思います。
そう考えると、使い切りタイプだと30本入りでも1日3回両目に点眼した場合は5日で使い切ってしまい、1ヶ月間使用するとすれば6パック必要ということになります。
普通のタイプであれば、同じ条件で使用したとしても1ヶ月に6本も使うことはまずないでしょう。
そう考えると、使い切りタイプより普通のタイプの方がやはりコスパは良いと言えるのではないでしょうか。
ものもらいや結膜炎など炎症を治療する抗菌タイプ
ものもらいや結膜炎の治療のための抗菌目薬はドラッグストアの店頭で調べてみると、使い切りタイプ0.5ml×20個入りと普通のタイプ10ml入りが同じ金額で販売されていました。
一見、総分量は同じなのでコスパも同じように思えます。
でもたとえば、ものもらいができて10回の点眼で治り、そこから3ヶ月以上は点眼の必要がなかったとしたらどうでしょう。
使い切りタイプなら、あと2年くらいは0.5ml×10個を残しておいて次回使用できます。
一方普通のタイプだと、おそらく5ml以上残ってはいると思いますが、3ヶ月経過した時点で使用しない方がいいということになってしまいます。
連続20回以上の点眼が必要な場合は、普通の目薬を買った方がコスパがいいということになりますが、実際私はものもらいになってもこの目薬を4~5回点眼すると治ることがほとんどでした。
ものもらいも毎月なるというほど頻度があるわけでもないので、結果的に使い切りタイプで必要な分だけ使う方が、普通の目薬を買って3ヶ月で破棄するよりコスパがいいという結論になりました。
まとめ
【目薬の使用期限】
・開封前は使い切りも普通の目薬も同程度
・開封後は、使い切りはすぐ、普通の目薬は約3ヶ月
【目薬のコスパ】
・ドライアイやアレルギー用なら普通の目薬の方がよい
・ものもらい用など抗菌タイプは使い切りの方がよい
正しい使用期限を理解して、用途に合わせ使い切りや普通タイプを使い分けてくださいね。
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